愚痴口

■ 死んでゐた自宅サーバをとりあへず復旧させた話

我が家では自宅サーバとして ML115G1 といふタワー型マシンが稼働してゐるのですが、導入からもう7～8年は経過した気がするだけの事はあり、ここ数ヶ月の間にトラブルがちよこちよこ発生したのでその際のメモ。

ネットワークインタフェースが瀕死

ネットワークドライブに突然繋がらなくなつたり、リモートで SSH ログインしてたら急に切れたりするので、原因を探らうと再起動をかけたら今度はそもそもネットワークに繋がつてなかつたり、まあ要するにネットワークインタフェースがハード的に死にかけてるんだなといふお話。しかも中途半端に復活したり再度死んだりするからタチが悪い。

なんかもう面倒臭いので、ネットワークカードを買つて来てそつちを使ふ事で逃げました。

USB 機器の接続が不安定化

自宅サーバで samba を動かして、USB接続のHDDにぶち込んだ動画ファイルを観たりしてゐたのですが、どうも時々突然再生が止まつたかと思ふと暫くして復旧するといふ現象が発生しまして、その時のログを見てみると

usb 1-7: reset high-speed USB device number 4 using ehci_hcd

みたいなのを吐いてるんですね。んで検索してみると、ehci_hcd つまり USB 2.0 のドライバを無効化しろみたいな記述しか見つからず途方に暮れた挙句、やつぱり USB 3.0 のインタフェースカードを買つて来てそつちを差して逃げました的な……。

マザーの SATA ポートが一部お亡くなりになる

以前にも調子がおかしいポートを発見してそれを使用しないやうにはしてゐたのですが、その悪夢再び。普通に I/O エラーを吐きまくるので嫌でも気が付きます。サーバ機で SATA ポート4つのうち2つが使へないのではちよつとお話にならないので、ハイハイ SATA3 ボードを買つて来てそつちを使ひませうねー的な。最早、体中に管を繋がれた瀕死の患者状態では。

まともに起動しなくなる

上記の様な感じで必死に延命措置を施してお茶を濁してはゐたものの、遂にまともに起動しなくなつてしまひました。丁度その頃諸々あつて復旧の気力が湧かずにちよつと触つた後に数ヶ月放置したのち、昨日ふと思ひ立つて復旧を試みてみました。

症状にも2種類あつて、一つはエマージェンシーモードに突入するパターン。もう一つが

modprobe: module ehci-orion not found in modules.dep

といつたエラーメッセージを吐いて BusyBox が立ち上がるパターン。しかもどの場合にどのパターンになるのかすらよく分からないといふどうしやうもなさ。ehci-orion といふのがそもそも何やそれと思ひつつ ehci だから USB 周りなんだらうとアタリを付けて rmmod してみたり /etc/modprobe.d/ に blacklist 書いてみたりと小手先の対応をしてみたのですが効果無し。

結局、BIOS レベルでマザーの USB インタフェースを無効化してみたらなんか普通に起動する様にはなりました。もうやだ。

まとめ

とつととマシンを新調したい。お金に余裕が出来たなら……。