KernelUpdateOfKuroBoxLinux

2006-10-25 23:39:17 +0900 (6386d); rev 4

前提

Debian 化した玄箱の Linux カーネルをアップデートします。

玄箱の Linux カーネルは 2.4.17 で、これは FlashROM に書き込まれているので更新不可、かというとそうでもなかったという事らしく。

作業

http://www.genbako.com/install-new-kernel.sjis.txt の通り。以下適当にメモ。

まず玄箱が Debian sarge 化 (InstallDebianToKuroBox) されている必要があります。必要に応じて問題正常化パッチも当てる事。

コンパイル済みのカーネル配布サイトから kernelimage-*.tgz をダウンロードして /boot に展開。無印と HG とでファイルが異なるので注意。

Index of Genbako kernel collection
http://www.genbako.com/

2.4 系列と 2.6 系列とがありますが、必要に応じて好きな方を選んで下さい。

リブート後、ログイン時の表示なり uname -a なりでカーネルバージョンをチェック。

2.6 系列の場合は module-init-tools をインストール。カーネルイメージと対応する modules-*.tgz を /lib/modules に展開し depmod -a を実行して問題なく動作すればOK。

余談

複数のバージョンのカーネルを試したい時は、カーネルバイナリのファイル名にバージョン番号を入れておいて、vmlinux.bin とSystem.map を使いたいバージョンへのシンボリックリンクにするようにするとやや便利かもしれない。

個人的印象としては、無印で使った限りでは 2.4 系列の方が動作が軽い感じ。

奥付

system revision 1.162