愚痴口

平成13年5月

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平成13年5月31日 (木)

 首が痛いとかお金が無いとか鼻血が出るとか。

 もーイヤぢゃ。

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 OSの再インストールをしましたが。これがまた色々とトラブル頻出というか、一つバックアップを忘れてたと思ったらほぼ同一の内容が別所に保存してあったので良かった良かったとか、試しにねすけの6とか入れてみたら動きがぎくしゃくして、確かにスタイルシート関連は良いけどやはりとても使えたものでないとか、最新版のドライバを入れたら動作不良で古いヤツに戻したら正常動作とか。

 なにはともあれ、今まで詰めに詰め込んだHDDが一気に空になったり、さんざん酷使してボロボロになったシステムが一気にリフレッシュされたりとかで、とても動作が軽いの何の。やっぱおんぼろマシンの軽快化にはHDDの容量確保が一番かと。

 とはいえおんぼろマシンというのは基本的にHDD容量も少ないものであるという事実は我々の目前に厳然として存在するわけで、やはり我々は時代に取り残されているのだなと悲しくなったり、我々を取り残していった時代に対する怨嗟が限りなく増大したり。


平成13年5月27日 (日)

 なんというか、国家や政府や軍隊や権力を悪の存在にしないと成り立たない世界観とか物語とかいうのもどうかなと。かといってその逆をやられてもどうかなとなるのでしょうが。

 無論、誰でも多かれ少なかれアナーキーな部分を持ってるわけで、その点前者の方が受け容れられやすいのは分かるんですけど、単純にそればかりではいかんよと。

 まあ、人はそれと同時に秩序をも求めるものですけどね。ということで表現者の皆さん、留意しましょう。

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 ふと思い立って、過去の愚痴口を読み返してみました。それを書いていた時の世相やら自らの思考やら精神状態やら、更には愚痴口を書いていたその時々の周囲の様子すら思い起こされて、結構面白いものですね。中身が進歩していないのは悲しいですが。

 ところで上の内容は結局の所、過去の愚痴口を読んで「面白い」のは儂だけという事も意味するわけで、まさにタダの個人的日記だなとしみじみしつつ、逆に読者の皆様にとっては全く面白くないかも知れませんがその点は一切無視してます。ってそれなら誰も読まないだけだけど。

 更に言えば、そんな内容の日記をネットという場で不特定多数に公開する意味が一体何処にあるんだ、というまさに現代ネット界の基盤を根底から揺るがす大問題に発展しかねないような根元的疑問が湧いてくるかもしれませんが、これも当然の如く即時却下しますのであしからず。

 と書いている時点で実は無視も却下もしていないというお話。


平成13年5月26日 (土)

 今回の朝まで生テレビは教科書問題と言うことで、新しい歴史教科書をつくる会のオールスターメンバーと反「つくる会」の面々との「対決」とでも言うべき内容でしたが。その中身はどうにもこうにも「つくる会」側の圧勝というか、ただ単に反対側が弱すぎたというか、最早断末魔の叫びとしか見えなかったというか。

 しかしまあ、反対側の皆さんは本当に論点スライドがお好みというか、重箱の隅をつつくのがお好きというか。はたまた見た目に不気味というか(←偏見)。最初の方で高嶋伸欣が「一冊の教科書の一部を取り出してどうこう言うのではなく全体を見ろ」みたいなことを言うてましたが、その台詞は彼らにとって自戒の意味すらなかったようで、以後の彼らの発言がそっくりそのまま先の台詞で容易に批判され得るような内容であったのは何とも皮肉じみているというか。

 彼らの中で唯一戦闘力を保持していたと言っても良い姜尚中についても、その発言はどうにも抽象性が強すぎたり議論のための議論と感じられたり、声の割に中身はイマイチ。しかし一番の問題は最後の方での「つくる会の教科書では入試問題もままならない」発言。彼らしくもない現実的発言。一体この発言に秘められた意図は。

  1. 自陣営の劣勢を見込んだ上であらかじめ用意された切り札。
  2. 「この教科書は役に立たない」という、視聴者に対するイメージ操作。
  3. 「試験を作る人間は全て我々の側だ。そしてこの教科書で学んだ学生がやがて東大を受験してもオレが断固として落とす」という、己の地位を利用した強力な脅し。

 卑劣だなあ。この発言の尻馬に乗った連中は卑劣以前にただの莫迦ですが。

 反対側があのザマだと、転じて「つくる会」が引き立ちますねえ。西尾氏がヒートアップしたりしたのもご愛敬。特に秦氏と西岡氏の発言がいちいち的確でよろしい。ただ、保守派の発言というのはある程度の常識を有していないとアブナイ発言に聞こえるというか、これまでの教育の成果によってかなりの誤解を生みかねないので、その辺は注意すべき事項ではないかと。無論その点では、歴史教科書の宣伝が出来たというのは良かったであろうと。

 まあ、一般にはこういうことには無関心な人が多いのでしょうが。時間も時間だし、効果はイマイチかと。それでも、大いにマシではあろうと信じたいですな。

 あとはこう、国会議員の反対派連中は役に立ってないなとか、黄文雄氏がロクに発言出来なかったのは残念だなとか、親ソ連のアホは要らないとか、上杉のアホも相変わらずだとか。そして儂がこういうことを書いているとまたコヴァ呼ばわりされるとか。

 しかしやはり和田春樹の、「ロシアは韓国の独立を守ろうとした」発言とか、相変わらずの親ソ連発言とか、自分のお仲間に裏切られた格好の秦氏からのツッコミを食らってひるんだりと、なかなか笑えました。今回の出演者中ワーストワン…もとい(アホ度)ベストワンですな。

 しかし今回一番驚いたのは、田原総一郎がまともな司会者をやってたことですよ。彼が居なければ今回の朝生は見られたものでなかったであろうし。彼に一体何が起きたのか非常に興味深いです(笑)。

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 しかし上の内容は、そのまま雑想にしてもよかったかもなあ。


平成13年5月22日 (火)

 石原慎太郎と小泉純一郎と田中真紀子とを一緒くたにしてる時点で何か間違ってる気が。

 3者共に「姓2字+名3字」という点では確かに共通してますが(←オチ)。


平成13年5月21日 (月)

 雨…。(1:イヤだなあ 2:落ち着くなあ)?

 雨だから憂鬱だとはよくいわれますが、ここは逆に、今日は憂鬱だから雨はイヤだなあというのもアリかな、と。雨が降ると余計気が滅入るということで。しかし雨が全てを洗い流してくれるかもしれないし。ってどっちだ。

 んで、気が高ぶっているときはこれまた、気分を落ち着かせてくれるということで、渇いた心にとってはこれがホントの恵みの雨だったりとか。しかしノってる所に水を差されるという可能性もあり。ってどっちだとか聞くなってばさ。

 てゆーか結局、雨と気分とどっちが先なんだ。

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 何にしろ、久しぶりの雨ですなあ。


平成13年5月20日 (日)

入国目的は兵器取引か 金正男氏の知人が証言
 【ソウル19日共同】韓国誌「月刊朝鮮」は最近発売の6月号で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記の長男、金正男氏とみられる男性が日本に不法入国したのは、北朝鮮製兵器の取引のためか、金総書記の韓国訪問を韓国政府側と協議するためだったとする在米韓国人の証言を伝えた。

 何故にわざわざ日本でこういう事やるのかイマイチ理解できないんですが。結局日本の入国管理その他の体勢が大甘って事で日本を選んだににしても、やはり不自然というか、疑問なんですが。それとも何か他にメリットが…? 誰か教えて下さい。

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 今日は何げに疲れました。何に疲れたって人生に…とかいうつまらない物言いはさておき、結局内緒ということで。語るほどのことでもないし、ってなら書くなよ儂、って結局いつもの通り。

 本当に人生に疲れてたりして。


平成13年5月17日 (木)

 何はともあれ雅子さまご懐妊ということでおめでたいことです。

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 色々とここに書くネタというものは思い付くのですが、人間としては当然備わった忘却機能の儂に装備されたそれの素晴らしい性能の為に、あっという間にその内容が失われてしまう様は何とも物悲しいというか己の老化を疑わざるを得ないというか、はたまた斯様な文を儂に書かせるモチベーションとなるというか。てゆーかせめてこれくらい書かせていただかなくては、失われたネタ達に申し訳がたたない、って訳でもないんですがさしあたってそうしないとネタが無いというか。

 結局の所人生そんなもんだよなあとか無難な落としどころを探している自分が好きでも嫌いでもないという、自分からして訳の分からない結論といういつものネタちっくなオチであるというお話。

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 なんてゆーか、小泉さんも自信のあるネタ以外は所謂「官僚答弁」みたいなときが結構あると思うんですが、気のせいですか。てゆーか、同じ事を森前総理が言ったなら「官僚答弁」で葬り去られてたのではないかと。あと「失言」も多いかと。

 つくづくイメージというものは大切なのだなと認識すると同時に、恐ろしいものだなとも。そして、マスコミの皆さんが握っておられる権力というものはこういうものなのだなと。

 程良く自覚して下さいよ。

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 ここのデザインを結構いじりました。フォントが大きくなったのを除いて見た目には大して変わってません。ただブラウザのスタイルシート対応如何では非常に地味な見栄えになるかも知れませんがあしからずご了承下さい。


平成13年5月10日 (木)

 韓国様が我々に変わって教科書検定をして下さったそうで。

中学歴史教科書 韓国、修正を要求(産経)
歴史教科書:韓国、慰安婦問題の記述追加など35項目修正要求(毎日)

 アホくさ。

 これを内政干渉といわずして何をそういえばいいのやら。逆をやったら面白いかもしれない。てゆーか、内政干渉であることを理解させるにはこれくらいやらないと駄目な気がするのがそこはかとなく悲しい。

 イヤしかし実は確信犯であろうからして泣けてくる。田中真紀子とか鳩山由紀夫とかの発言を聞いていると余計泣けてくる。小泉首相も見かけ倒しか…?

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 表紙でも紹介してますが。

火星有人飛行、20年以内に・NASAが見通し(日経)

 テセラック対策はぬかりなくやりましょう(笑)。


平成13年5月7日 (月)

 襲撃事件の右左云々について、脳障害者が読んだ場合、「これは事件の被害者やその遺族、ひいては報道の自由に対する侮辱であり挑戦だー」とか理解しそうでこわひ。

 いやいやそれは違うのですよ。この事件に限らず報道全般に関して、その姿勢に対する異議申し立てであって、左だ右だという言葉を使うに際して右しか報道で見かけないのは一体どういうことかと。

 とかいうと、「異議申し立ての名を借りてアホなウヨクが左陰謀説を唱えてるだけではないかそうやって極右にシンパシーを感じるほどヤバイ人間なんだなキサマは」とかいわれそうな気がしてこわひ。

 いやいやそれは違うのですよ。イヤ別に犯人にシンパシーなんぞ全然感じないんですが、だからといって右が犯人だと決まったわけでもないのに右だとばかりいうのはレッテル張り臭くってどうかなと左の偽装云々にしては思いつき以上の何物でもないし。

 とかいうと、「その「思いつき」とやらがすでにレッテル張りちゃうんかしかも貧弱やしこいつやっぱアホやーこんなトコに書くなボケ」とか思われそうでこわひ。

 いやいやそれはちがうのですよ…。

 ……

<完>


平成13年5月6日 (日)

 一時世を騒がせた…とかいう言い方をすると最早風化したかのような錯覚をおぼえつつも、実際とっとと風化するのだろうなというか外務省にとってみれば早いところ風化してほしいのだろうなと思いつつ、モロにヲタクちっくな風貌の金正男の件ですが。

 実はこの件は全て金正日、北朝鮮の策ではないかと。

「そろそろ国交正常化して戦後賠償でもふんだくりたいところだけど日本側は拉致疑惑なんかで態度を硬化させていて困ったもんだしそこで素直にさらってきた連中返すわけにもいかないからどうしようっかなー」

「ってなにー正男のヤツまた日本に行こうとしてるだとディズニーランドだーこっちは気苦労耐えないってのにあんのデブ息子がっ」

「いやしかしこれは使えるかもしれんそうだ正男を日本人に捕まえさせればいくらアホでも交換条件にするくらいの知恵は回るだろうよし情報を日本側にリークせーい」

 とか。

 大胆且つ非常に緻密な推理だと思いませんか。思いませんね。

 …儂もアラだらけだとは思ったんだよ。けっ。

入国目的は「取引」「金正男氏」強制退去(産経)←こんな記事見つけたし。真相?

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 民主党はもう駄目ですね…。

 常に悪の象徴であったはずの自民党が一夜にして正義の味方に変貌したかの如き世に耐えられなくなった鳩山さんは、哀れ精神の均衡を保てなくなったのでした、とかいうナレーションを付けたくなるような。

 教科書問題なんか特にアレだしね。社民党・共産党と同レベルだし。外国の内政干渉の片棒担ぐなよ。

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 てゆーか、民主党に引導を渡した形の小泉首相にすら駄目駄目な雰囲気が漂ってるのは、どうにもこういやはや見事な皮肉っぷりだというか。今回の正男ちゃんの件の対応を見てるとねぇ。やれやれ。

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 政界再編今何処。


平成13年5月1日 (火)

 田中真紀子はやっぱ駄目だねこんの迎合外相が。

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 共同系の地方新聞を取ってる方は御覧になられたかも知れませんが、朝日新聞阪神支局襲撃事件の記事。犯人を「右翼」と呼称してさらに世の保守派な方々を「右より」とか直接的に「右翼勢力」とか呼称することで、「右=暴力的」なイメージを植え付けているのだろうなぁとか勘ぐりつつ、なら「左翼」はどうなんだと。

 共産党なんざ現状では合法的を標榜していてもその実ヤバイ連中なのは分かってるんだし、てゆーかモロに相当に徹底的に左翼なのにそれほど警戒感が漂わないというのは、マスコミの陰謀なのかそれともそのヤバさがあまりにも周知の事実なので気にならないだけなのかはたまたイメージ戦略の勝利なのか。

 件の事件の犯人も、案外左の偽装だったりして。

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 沈黙の艦隊で一番面白い所はやはりなんといっても単行本10巻〜11巻にかけての東京湾海戦での「たつなみ」の活躍かと。

 いや、ふと、思い出してね。



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