2004-03-28 01:04:23 +0900
(7709d);
rev 1
全般的な印象とか感想とか、色々。
全般
- 正直な所、キングゲイナーより遥かに好き。
- ブレンを踏まえてのキングゲイナーへの到達は、当然の帰結とも思える。
- 音楽が突出している所はあるが、ストーリーも決して負けていない。心の琴線に触れる性質は小手先でも何でもなく、本質。
ストーリーについて
- 「ジェネレーション」。個人個人に留まるものではなく、世代の連なりがテーマ。
- そして、勇と比瑪の物語。次世代への希望が確かにある。
- オルファンは世代を超越した位置付け?
- オルファン視点からも改めて見てみると、面白いかも。
キャラクターについて
- 比瑪はアニメヒロイン中ナンバーワンだと個人的に思う。色々な意味で。勿論良い意味で。
- 勇は周りに「いい女」が沢山居て羨ましいねえ……。苦労も相当ありそうだけど。
- ケイディに並々ならぬ愛着を感じる。実にオーガニック的。或る意味、象徴的。
- ナッキイも案外好きなんですよ。案外良い奴でしょ。
「分かりにくさ」について
- スパイラルブックで脚本の面出氏が語っていたように、劇中用語に拘りすぎなければ、ストーリーとしてはシンプルな類だと思う。
- ただ、やはり初っ端から劇中用語を連発されると、それに拘るなと云うのは無理がある。
- 前半部は作劇に硬い所があって、取っつきにくさが増している。
- 序盤は特に「回と回の境界線がない」構成になっているが、各話のストーリーの切れ目が曖昧な事が、分かりにくさを増大している部分もある?
- 「分かる」ためには「素養」が必要。本質をどう捉えるか?
- 素養と言えば、まず富野作品・富野台詞への耐性が思い浮かぶが、それだけではない、むしろそれ以前の部分で必要な何か、それが重要。
- ぶっちゃけてしまうと、「分からないのはおまいの感性がどうかしてるんだ」「分かれ!」みたいな。我ながらサイテー。
- 儂も5年の時を経て、キングゲイナーの後に漸く分かった、つもり。
- 或る程度歳を取らないと、難しい?
奥付
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