BitChannelWikiEncodingConvertToUtf8

2011-07-14 18:20:07 +0900 (4670d); rev 1

このWikiのエンコーディングを、デフォルトの EUC-JP から UTF-8 に変更した件についてのメモ。

参考サイト

手順

1. CVS リポジトリを作業用にコピー

Wiki の変更履歴を記録している CVS リポジトリ(なディレクトリ)を丸ごとコピーして作業用とする。

% cd $CVSROOT
% cp -pR wiki wiki.utf8

2. コピーしたリポジトリの文字コードを UTF-8 に変換

まず、正しく変換できるか確認。

% nkf -Ew wiki.utf8/* | nkf --guess

「UTF-8」と結果が帰ってくれば正常に変換可、という事で以下を実行。

% nkf -Ew --overwrite wiki.utf8/*

参考サイトでは改行コードも変換していましたが、ウチではそれをやるとヒストリ表示に問題が出る事があったので、とりあえずやらない方向で。

3. 変換済みリポジトリから新たにワーキングコピーを作成

ワーキングコピーを置くディレクトリに移動して以下を実行。

% cvs checkout -d wc.read.utf8 wiki.utf8
% cvs checkout -d wc.write.utf8 wiki.utf8

参考サイトでは既存のワーキングコピーをエンコーディング変換していましたが、新たに作ってもまあ良いかな的な。

4. CGI 設置ディレクトリを作業用にコピー

CGI 設置ディレクトリも作業用に丸ごとコピーを作り、必要な部分を書き換えたりとか。

% cd ~/www
% cp -pR wiki wiki.utf8

5. bitchannelrc の書き換え

$KCODE = 'UTF8'
:locale => BitChannel::Locale.get('ja_JP.UTF-8'),
:wc_read   => "#{vardir}/wc.read.utf8",
:wc_write  => "#{vardir}/wc.write.utf8",

変更するのはこれくらい?

サイト名(:site_name)に日本語を使っている場合などは、bitchannelrc を UTF-8 で保存するのを忘れずに。

6. その他文字コードが問題になりそうなファイルを変換

私の場合、ページフッタに日本語を直書きしているので、「template/view.rhtml」を UTF-8 で保存。

7. 動作確認の後、新旧置き換え

作業用の方が正常に動作するか確認の上、新旧置き換え。

% cd ~/www
% mv wiki wiki.old
% mv wiki.utf8 wiki

感想

CVS の操作なんぞ完全に忘れていた自分に気付かされる今日この頃。というか CVS をまともに使ったのって BitChannel 設置の時くらいかもしれない。

まあ、Subversion やら Git やらを使うのも Tortoise ほにゃらら頼りな儂ですが何か。

奥付

system revision 1.162