BitChannelSyntax

2004-03-19 00:58:45 +0900 (7347d); rev 1

BitChannel の文法を説明します。

BitChannel の文法は RD がベースです。 また他の Wiki に慣れているユーザを考慮して Wiki 互換文法 (オリジナル Wiki ベース) も取り入れました。

このページでは基本的な文法だけを紹介するので、 細かい点については BitChannelSyntaxDetail を参照してください。

キャプション

行の先頭に「=」を書くとキャプションが付きます。 イコール二つで大見出し、 三つで小見出しです。 「イコール一つ」はありません。

記述例

== 大見出しです
=== 小さい見出しです

結果

大見出しです

小さい見出しです

なおキャプション中では一切リンクは作れません。

段落

空行が段落区切りです。

リンク (1) WikiName

WikiName」のように、大文字で始まる単語を二つ以上つなげたものを WikiName と言います。WikiName は自動的に同名のページへのリンクになります。

リンク先のページがまだ存在しないときは「?」が付きます。 例えば ?NotExistPage のように。

新しいページを作りたいときはまずそのページの WikiName を書き、 次にそのリンクをたどって編集する、というのが定石です。 「新しいページを作る」という命令はありません。 → ?BitChannelPolicy

リンク (2) BracketName

基本的にリンクには WikiName を使うのですが、 どうしても WikiName でない単語をリンクにしたい場合もありえます。 そういうときは明示的に「この単語をリンクにしろ」と指定することができます。 こちらの方法では、二重の角括弧 [[ …… ]] で単語を囲みます。 たとえば

[[tDiary]]

のように。

結果: ?tDiary

他の Wiki ではこの ?BracketName を使うとどんな単語でも リンクにできることが多いのですが、 BitChannel では [a-zA-Z0-9] 以外の文字は使えません。 それ以外の文字が入っているとリンクにならず、そのまま表示されます。

リンク (3) URL

URLっぽい文字列 (例えば http://i.loveruby.net) は 自動的にその URL へのリンクになります。

箇条書き

「*」で始まる行は箇条書きです。

記述例

* これが最初の項目。
* これは次の項目。

結果

番号付き箇条書き

「(数字)」で始まる行は番号付き箇条書きです。 例えば「(1)」「(2)」「(3)」などを書きます。 ただし番号は意味を持ちません。 書いた順番に表示されます。

記述例

(0) これは最初の項目
(3) これは二番目の項目
(1) これは三番目の項目

結果

  1. これは最初の項目
  2. これは二番目の項目
  3. これは三番目の項目

定義リスト

「:」で始まる行は単語とその説明を対にして書くリストです。

記述例

: Alpha
    DEC の開発した RISC CPU。
    浮動小数点演算が特に速い。
: Pentium
    Intel の開発した CISC CPU。
    一般的なパソコンに入ってる。
: SPARC
    Sun の開発した RISC CPU。
    実際のとこ、たいして速くないだろ。

結果

Alpha
DEC の開発した RISC CPU。 浮動小数点演算が特に速い。
Pentium
Intel の開発した CISC CPU。 一般的なパソコンに入ってる。
SPARC
Sun の開発した RISC CPU。 実際のとこ、たいして速くないだろ。

整形済テキスト

プログラムのソースコードなど、 改行なども含めて全くそのまま表示したいときは 「{{{」と「}}}」だけの行ではさみます。

記述例

  {{{
  # very useful class
  class C
    def initialize
      ....
    end
  end
  }}}

結果

# very useful class
class C
  def initialize
    ....
  end
end

「{{{」と「}}}」は必ず行頭から、 またその行にはそれだけを書きます。

引用

他の人の文章を引用するときには行頭に「""」と書きます。

記述例

"" さて、どのプラットフォームでもrubyのビルドは三段階に分かれている。
"" 即ちconfigure、make、make installだ。
"" make installはいいとして、configureとmakeの段階について解説しよう。

結果

さて、どのプラットフォームでもrubyのビルドは三段階に分かれている。 即ちconfigure、make、make installだ。 make installはいいとして、configureとmakeの段階について解説しよう。

エスケープ

段落の途中で 「*」「#」「||」など特殊な役割のある文字を行頭に書きたいときは、 その前に「~」を置けばエスケープできます。 「~」自体を行頭に書きたいときは「~~」と書いてください。

奥付

system revision 1.162