Servrick

作成:平成18年10月09日 / 更新:平成23年06月30日

ダウンロード

Servrick 0.2.1 (20,659 bytes) (H23-06-30)

概要

Servrickは簡易型Webサーバです。

中身はWEBrickそのものです。個人用途のWebサーバとして各種機能を簡便に使用出来ます。

特徴

動作環境

作者は Debian squeeze / Windows 7 Ultimate な環境で動作確認をしています。Rubyのバージョンは 1.8.7 / 1.9.2 のいずれでも動いている気がしますが、あなたの環境で動作するかは分かりません。その辺は適当です。ご了承ください。

CGIではありませんので、共用サーバでの使用は止めた方が良いでしょう。と言うか多分出来ないと思いますが。

OpenSSLライブラリについて

SSL接続を使用するにはOpenSSLのライブラリを導入する必要があります。導入法はたとえば以下の通り。

Debian
# apt-get install libruby1.8
Windows
libeay32.dll と ssleay32.dll をダウンロードしてパスの通ったフォルダに置く。

Windows用DLLをダウンロードできるサイト

libeay32.dll と ssleay32.dll をダウンロード出来るサイトはたとえば以下の通り。

ライセンス

Rubyライセンスです。

http://www.ruby-lang.org/ja/LICENSE.txt

プラグイン

WebMMC
ブラウザから操作可能なMSNメッセンジャークライアント
虹裏プロキシ(仮)
携帯情報端末での虹裏閲覧を支援するCGIプロキシのようなもの

開発経緯

RubyでWebアプリっぽいものを作るための、自分用プラットフォーム的なものをという事でこんなものが出来ました。

というか、とあるRuby製なWebアプリっぽいものをWEBrickで作った後に、もう一つRuby製なWebアプリっぽいものを作ろうとして、WEBrickなWebサーバを2つも立てるのは無駄なので、土台となる「WEBrickなWebサーバ」部分だけ抽出したものがServrickです。

というわけで、主役のWebアプリっぽいものはプラグインという形で複数追加できるようにしました。そのおまけ的な位置付けとして、普通のWebサーバとしてもそこそこ使えるようになっているかも知れませんが、あまり期待しないで下さい。

その他

ご意見・ご質問・その他諸々のお問い合わせはお気軽に。→連絡先

改版履歴

0.0.1 (2006-10-09)
初版
0.0.2 (2006-10-20)
設定項目の追加(:serverlogfilename, :logformat, :fancyindexing)
SSL不使用時はライブラリを読み込まないようにした
ドキュメントルートのディレクトリ作成時にindex.htmlも生成するようにした
内部処理の細々とした変更
0.1.0 (2006-12-05)
cert.txtがなくrsa.txtがある場合は既存の鍵を使って証明書を生成するようにした
SSL証明書生成メソッドを webrick/ssl.rb から servricklib.rb へコピーしカスタマイズしたものを使うようにした
「追加機能」を「プラグイン」に名称変更、プラグインディレクトリの名前を「plugins」にした
0.2.0 (2007-02-03)
プログラムファイルの構成を変更
設定ファイルにCGIインタプリタ設定(:cgiinterpreter)を追加
ディレクトリ毎設定ファイル(.htservrick)を使えるようにした(設定項目:FancyIndexing/ExecCGI/ExecERB)
passwd.rbでauthrealmの設定を行っていない為にパスワードの変更ができないバグを修正
0.2.1 (2011-06-30)
Ruby1.9系統への対応のため、各ファイルの冒頭にスクリプトエンコーディングを指定するマジックコメントを追加
プラグインディレクトリをサーチパスに追加
エラーログ出力の設定を追加
デバッグモード(ruby -d)での動作時には、アクセスログ・エラーログをファイルに出力しないようにした
ディレクトリのファイル一覧表示が正常動作していなかった問題を修正
Android標準ブラウザの不具合のためDigest認証に失敗する問題に対応
WEBrickのアクセスログ取得に関する不具合修正を取り込み

奥付