愚痴口 - 平成14年1月

平成14年1月1日(火)

 あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

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 さて、旧年中に書いておくつもりだったのに忘れてしまった痛恨の極みの果ての地平に待つは後悔のみといった感のある、心残り記述を今更ながら。

 12月25日で愚痴口開始以来3年経過とか。

 12月30日はブルームーンだったとか。(ネタ元:国立天文台・天文ニュース (509))

 皆様良いお年を、とか。

 今となっては全ては時空の彼方、って少なくとも最後の内容については言うまでも無く。

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 日付が変わる頃。明日の直前から明日にかけて。

 真夜中の山道というのはまるで迷路のよう。ヘッドライトの照らす先は僅か。それ以外は全て闇、闇、闇。対向車は一台も無し。曲がりくねった道を、闇をかき分けつつ進む。全てが止まっている。動くのは自分だけ。何処までも続くかのような迷路。終わりの見えない闇。しかしそれは錯覚。始まりは確かに有った。終わりも有る筈だ。やがてゆっくりと、しかし確実に終わりは近付いてくる。光がそこに…。

 ……こんな事を考えつつ、初詣その他諸々の所用からの帰途に車を走らせる儂。暇人め。

平成14年1月11日(金)

 さて、RC3 も出たことですし、FOggy の 0.06 など如何でしょう。新版デスヨー。

 ホントはこんな事してる場合じゃ無いんだけどね…。

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 IE のフォーム入力が死ぬ程…では無いけど重い。とにかく重い。Google あたりで検索しようとキーワードを入力しようにも、最初の1字が入力から表示されるまで3〜4秒もかかるというのはどういうこっちゃ。それも何故か IME ON だと最初から問題無く入力できるし。何故に英数だけ。

 あーもうクソッ、いつもいつもいつもいつもいつも、本体からしてロクにダウンロードもさせんわインストールしてもクソ重いわ蟲やら穴だらけだわレンダリングも変だわ…使い勝手だけかキサマはーっ!(←愚痴) 氏ねやマイクロソフトーっ!(←お決まりのフレーズ)。

平成14年1月17日(木)

 時に西暦2002年1月17日18時23分、地球は、宇宙の謎の星ガミラスから遊星爆弾の攻撃を受け、その放射能汚染によって人類滅亡まで後1年と迫っていた! 新聞のテレビ欄にふと目をやった blueday は、NHK BS-2 欄に「ナディア」の文字を発見、3分後、それが「ふしぎの海のナディア」である事を確認し直ちに録画する事を決定した!

 しかし運悪くテープのストックが無い! このような危機にもめげず、その驚異の思考が遂には光速を突破した blueday は、録画テープ獲得のため以前徹底して録画に失敗した「宇宙戦艦ヤマト」テープの再利用を決意、残り時間4分の状況下に於ける必死の作業の結果、30秒前にようやく準備完了、放送開始と共に録画を実行した!

 ……とまあここまで、ナディア再放送を知ってから録画を開始するまでの顛末を、ドキュメント形式でお送りして参りました(←どこがだ)。以前の放送でも一応録画はしてあったんですが、だいぶ録り逃しがありましてねえ。それに今回は S-VHS デッキ装備だし。そんな理由で今回も録画する事にした訳であります。

 それにしても放送開始に全然気付かなかったよ急すぎるよと NHK に文句の一つも言いたくなりますが、考えるにこれはやはり某メリケンネズミ…なんて婉曲な言い方をするまでもなく、世界的に有名なかのディズニーの、これまた有名なパクリ 疑惑に対する、NHK の最大限の抗議行動だったりするんでしょうかねえ、とか勘ぐってみる。

 しかしそれなら「アトランティス」公開前の方が良かったのでは…と思わないでもないが、スケジュールの関係とか色々有ったのでしょう。何にしてもその意気たるや良し! これで次回予告もちゃんとやってくれれば尚良かったのですが、まあ気にしない事にしましょう(←してるし)。

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 上の文章を書いている途中で瞬断が起きてルータ及び ADSL モデムが死んだというのはまた別の話。当然の如くネット接続も切れ、数分間接続不可となり、その間イライラしながら待っていたというのも無論別の話。

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 記事メモ。

 マイクロソフトが何やら怪しい話題を振りまいたり、早速「!広告!」メールが来たりと、世界は今日も平和なようです。でも2001は入れたくないしなー。日本語化ソフトも無いし、それに何より余計重そうだし。

 ああ、実は全然平和じゃないヨ…。

平成14年1月27日(日)

 先だって行われた今年のセンター試験「現代社会」第5問より。

問4 下線部d(引用者註:「市民が参加できる」)に関連して、司法以外の分野における市民参加や市民運動について述べた記述としてもっとも適当なものを、次の1〜4のうちから一つ選べ。

  1. 行政機関が情報を独占してしまうと、市民が正確な判断をすることができなくなるので、情報公開制度は市民参加を推進するためにも重要である。
  2. 市民運動は、特定の職業や社会階層の人々によって組織されるものであり、自分たちの利益を政治に反映させることを目的としている。
  3. 日本国憲法は直接民主制を否定しているため、住民投票制度が法律・条例で採用された場合、違憲となる。
  4. 市民運動の活動はしばしば政党の利害と衝突することがあるため、現在、その活動を促進するような法律は制定されていない。

 正解は1ですがそれはさておき、2もあながち間違っているとも言い切れないような気がしないでもないですが、それはきっと気のせいでしょう。

 もう一つ。

問7 下線部g(引用者註:「マスコミ報道」)に関連して、最近では犯罪報道などの場面で、マスメディアによる人権侵害が問題とされることがある。そのような人権侵害に対抗するために主張され得る権利として適当でないものを、次の1〜4のうちから一つ選べ。

  1. 自分の思想や人格を形成・発展させるために、様々な情報を自由に知ることを妨げられない権利。
  2. 自分の品性・名声・信用等に対する社会の評価である名誉を侵害されない権利。
  3. 報道機関による名誉・信用の毀損に対して、被害回復のために反論をする権利。
  4. 自分の私生活にかかわる事柄をみだりに公開されない権利。

 正解は1で、即ち1の内容は適当でないという事になっていますが、寧ろこれこそ大いにマスコミに対抗して主張したい権利であるような気がするのも、きっと気のせいなのでしょう。

 ただ一つ確実に言える事は、この出題者の意図がどういったものなのか非常に興味深いという事でしょう。これがもし「ある特定の」意図に基づくものだったとしたら、凄まじい皮肉の発露だなあと思うと同時に、その度胸と主張について激しく賞賛して止まないのですが、多分違うだろうなあとか。自覚無しにこういった内容を書けるのも有る意味凄いっちゃー凄いですが、同時に悲しくもあります。

 未来の行方や如何に(←大げさ)。

平成14年1月28日(月)

 昨今もっとも問題となっているはずのテロ対策に関わる広義の有事法制後回しにして、今頃になってようやく狭義の有事法制整備が進む「かもしれない」状況になるあたりが、どうにも日本という国のズレ具合を良く表していますが、その辺は所謂「抵抗勢力」やら何やらのせいもあって色々大変なのだろうなあと、儂としても特に意味は無くも一応理解のようなものを示してみたり。

 しかして今回の記事の内容について反対する連中に対して、「それならそれで大いに結構貴様等の奉じる『きほんてきじんけん』とやらに殉じて死ねそれでさぞかし本望であろうよ良かったねオメデトウでは永遠にサヨウナラ」とか言いたくなってしまうのも、やはり人の情というものですよね(←違います)。

 儂としては、国民の生命財産を守り、基本的人権を初めとするその他諸々の権利を保障するための仕組みが国家である、と理解しておりますので、その仕組みが正しく運用される事を期待しております。当然ながら、それを守る者も居ない実効性もない「きほんてきじんけん」とやらに殉ずる覚悟は御座いませんし、それを想定している方々の脳内構造も理解致しかねる次第であります。

 つーか頼むから、儂等の安全の脅かすようなマネは止めてネ「抵抗勢力」の皆さん。

平成14年1月29日(火)

 ところで「早稲田大の喜多明人教授(教育学)」の何処が阿呆って、「しかし、体罰は人権侵害ということを理解しないといけない」みたく初めに結論ありきな所は無論の事、それより何より九州を「九州という土壌」でひとくくりにして思考停止している所だと思うのですが、如何でしょうか。

奥付