前回あらすじ&本編ハイライト&次回予告
作中から文字起こししてみました。ネタバレ気味につき注意。
註:前回あらすじ&次回予告はゲイナーが喋ってます。
公開:平成14年09月xx日/更新:平成15年03月26日
番組予告
キングゲイナー予告にあります。
本編ハイライト
- ゲイン
- エクソダス、するかい?
- ゲイナー
- はい、ゲインさん!
次回予告
僕は、何でラッシュロッドと戦わなければならないんだ!
次回、オーバーマンキングゲイナー、「借りは返す」。オーバーヒート!
前回あらすじ
ゲームとは全く関係無く、僕はオーバーマンを操縦する事になってしまった。ゲインという流れ者にそそのかされたんじゃない。けど、シベリア鉄道のドゴッゾと戦ってしまった。その結果、エクソダスをする連中の仲間になるのだが……それはこれからの話だ。
本編ハイライト
- ゲイナー
- 僕はね、あなたに返してもらいたいものがあるんです!
- ゲイン
- ほう、何をだい?
- ゲイナー
- このキングゲイナーと、アナ姫と、その――
- アナ
- リンクとリンスとリンナも?
- ゲイナー
- それと、一瞬でもあなたの事を信じてしまった、僕の心をです!
- ゲイン
- はっはっはっ。今言ったものは全部返せないな。
次回予告
ヤッサバの仕掛けが襲った。何て作戦だ!
次回、オーバーマンキングゲイナー、「炸裂! オーバースキル」。オーバーヒート!
前回あらすじ
シベリア鉄道の看板オーバーマン「ラッシュロッド」が、ガウリ隊のパンサーを次々と黒焦げにした。サラさんが危険になれば、僕はキングゲイナーで戦って、ラッシュロッドの動きを止め、都市ユニットを守ったのに、ゲインのヤツは、僕がキングゲイナーに使われていると言うのだ。
本編ハイライト
- サラ
- だからって、学校来なくていい訳無いでしょ! 君は一ヶ月学校来なくって――
- ゲイナー
- 一ヶ月じゃない! 27日間だけだ!
- ゲイナー
- あっ……サラさんが僕を助けてくれた?
- サラ
- 威張れる事じゃないでしょ? 学校には来なさい!
次回予告
時間を止めてまで潰しにくるのか、ヤッサバ!
次回、オーバーマンキングゲイナー、「勝利の味はキスの味」。オーバーヒート!
前回あらすじ
(なし)
本編ハイライト
- サラ
- 勝ってあたしにって、何よゲイナー君?
- ゲイナー
- (サラの御褒美を貰いたかったんだ!)
- ゲイナー
- サラの御褒美を貰いたかったんだ!
- サラ
- 御褒美のキスぐらいならいつでもあげるわよ! そんなもの初めての事じゃないし!
- ゲイナー
- 初めての事じゃない!? ……シベ鉄ぅ!
次回予告
囚われの身のヤッサバは、如何にするのか!
次回、オーバーマンキングゲイナー、「シベリアに光る目」。オーバーヒート!
前回あらすじ
シベ鉄のヤッサバは、時間を止めるというオーバースキルを使って襲ってきた。キングゲイナーの動きも止められて、苦戦に苦戦を重ねた。けど、時間が止まったおかげで、メカニックマンのトゥンの命が助かり、僕は、サラのキスをもらった。
本編ハイライト
- ヤッサバ
- 嬢ちゃんもヤーパンに行きたいのか?
- エイファ
- 私のご先祖様はインダスなんです。
- エイファ
- 出た! 星座と??(←分かる人教えて下さい)の合わさりがが3の6だから……これです。
- ヤッサバ
- ん。さあてと……「窮地にありて道は開かれる」か。いい占いだ。
次回予告
セント・レーガンのゴレームが、都市ユニットをひっくり返す。が、それが本筋ではない。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「セント・レーガンの刺客」。オーバーヒート!
前回あらすじ
僕の油断から、ヤッサバを逃がしてしまった。その為だけではないんだけれど、僕は、姿の見えなくなるオーバーマンと戦う事になった。それは、ヤッサバが操縦していたのは確かなんだけど、壊れた機体に、ヤッサバの姿は無かった。
本編ハイライト
- アスハム
- お前をカリンの元に連れて帰る!
- ゲイン
- ちょっと待て! 俺に娘なんて、そんなバカな! ……事も、無いか。
- アスハム
- 問答無用!
次回予告
シベリア鉄道の親玉が近づいているなら、町おこしをさせる。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「鉄道王キッズ・ムント」。オーバーヒート!
前回あらすじ
ロンドンの中央権力の力を振るうセント・レーガンから、ヤーパンの天井をひっくり返すオーバーマンがやって来た。その人物とゲインは、昔ややっこしい事が有ったらしいけど、そんな事を口にするほど、僕は軽薄じゃない。けど、ゲインて人、あれはかなり問題だな。
本編ハイライト
- キッズ
- 何故列車を止めたのだ!
- 運転手
- 鯨用の銛を打ち込まれて、ワイヤーでヤーパンの天井を引っ張らされてるようなんです……。
- キッズ
- ぬうっ、そんな物はぶっちぎれば良い!
- キッズ
- 列車というものはダイヤ通りに走らせるものだ! 時間を正確に守るものだ!
次回予告
みんなを元気付けるための体育祭。その駅伝で、サラとアデットがアンカーで対決!
次回、オーバーマンキングゲイナー、「地獄のエキデン」。オーバーヒート!
前回あらすじ
ひっくり返ったユニットを起こすために、キッズ・ムントというシベリア鉄道総裁の、専用列車の力を借りる事にした。ゲインを追いかけてる人は出て来なかったけど、大変な仕事だった。サラたちもよく働いてくれたおかげで、ヤーパンの天井の列は東へ向かう事ができた。
本編ハイライト
- ゲイナー
- 僕らのコースはこのまま行けば、シベ鉄の線路を横断するんですよ?
- ゲイン
- 初めからそのつもりだ。
- ゲイナー
- ですから、体育祭のバカ騒ぎをカモフラージュにして、二人で、レールを守ってる連中をやっつけません?
- ゲイン
- どういう心境の変化だ?
- ゲイナー
- 文句ばっかり言ってるのに、飽きたんですよ。
次回予告
先生になったからって、人格がそうそう変わる訳ではない。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「奮闘!! アデット先生」。オーバーヒート!
前回あらすじ
エクソダスするピープルの鬱憤晴らしの為に、体育祭が行われた。その日ガウリ隊が、シベ鉄に合流したアスハムのオーバーマンに襲われ、僕はゲインと二人でそれを叩いた。その間に、駅伝でサラとシベ鉄の女がゴールを競う事になったのには、仰天した。
本編ハイライト
- サラ
- でも、機械相手だと腕を上げられるのに、何で人間相手の付き合いは下手なの?
- ゲイナー
- えっ? そ、そりゃあ……機械と違って、人間は相手の意志があって……。
- サラ
- 何言ってるの、機械にだってゲームにだって癖はあるんだから。人間と同じじゃない。
- ゲイナー
- だけどなあ……同じか……。
次回予告
リングの上に炸裂する連打の数に、ゲインは対抗できない!?
次回、オーバーマンキングゲイナー、「アスハムの執念」。オーバーヒート!
前回あらすじ
アデット先生のつまみ食い事件のおかげで、シベリア鉄道を襲うような事になるなんて誰が想像したろう。挙句に仏像オーバーマン三体の出現に、僕は戦うしかなかった。けれど、クラスメートに僕の存在を認めさせる事ができたのは、嬉しい事は、嬉しかった。
本編ハイライト
- サラ
- ゲイナー君聞こえてる? ……列車の事知ってるのって、どういう事かしら?
- ガウリ
- シベ鉄、いや、セントレーガンが動いて、ゲイナーの動きが取れないのだ。という事は……私のテリトリーの仕事が始まったという事だ。
次回予告
何でも盗んでしまうオーバーマンを操るアスハム。アナ姫様にまで迫る!
次回、オーバーマンキングゲイナー、「涙は盗めない」。オーバーヒート!
前回あらすじ
部品を買い付けに行った村で、ゲインはアスハムに囚われてしまった。ロンドン送りになる所を、僕とガウリは阻止する事ができたのだけれど、買い付けの成果は無かった。けど、僕はサラとずうっと一緒だったので、その幸せに酔いしれていた……らしい。
本編ハイライト
- アナ
- このオーバーマンのパイロット!
- アスハム
- な、何? 私にか?
- アナ
- こうやって私を捕らえる事が、あなたの目的なのでありましょうか? いいえ、そんな事でわざわざオーバーマンをここに寄越しはしないはずです。キングゲイナーを倒し、ヤーパンの民のエクソダスを止めるつもりでここに来ているのでしょう? それが卑怯にも、女二人を盗み取り、その身を盾にする事で、何が叶うとお思いですか! あなたもオーバーマンに乗る程のもののふなら、恥を知りなさい! こんな卑屈な行為で、ピープルの心が変えられるものではありません!
- リュボフ
- ひ、姫様……。
- アスハム
- あ、あ、あ……フッ、成程。田舎領主の娘と言え、流石一国の姫君。立派な心懸けだ。……しかし! その御心を宿すお体、今オーバーマンを通して、私の指の谷間にあるのですよ……。
次回予告
ミイヤの遺跡なんて信じられなかったけど、もっと信じられないものがいた。そいつは!?
次回、オーバーマンキングゲイナー、「巨大列石の攻防」。オーバーヒート!
前回あらすじ
ドームポリス「ポリチェフ」の商人たちのバーゲンバザーの商売に紛れて、アスハムは盗みを仕掛けてきた。しかも、オーバーマンのオーバースキルで。しかし、世の中には盗めない物もある事を、アナ姫様が教えて下さった。それは、心に深く残る事件だった。
本編ハイライト
- サラ
- エクソダスしてヤーパンに着いたら、ここをモデルにしたミイヤの街を作るわ。
- ゲイン
- と、夢見る少女は言ってるが、少年はどうなんだ?
- ゲイナー
- 建設する土地の許可、ロンドン・イマからもらえますか?
- ゲイン
- ふん、流石に少年は現実的なんだな。
- ゲイナー
- でも、ヤーパンがヤーパンの土地に……あっ?
次回予告
サラとアスハムが一夜を明かし、妙なものは、更なる変化を見せる。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「ブリュンヒルデの涙」。オーバーヒート!
前回あらすじ
行く手にミイヤの街があるというその五賢人の言葉通り、巨大な石の柱が林立する遺跡があった。しかし、アスハムはそんな所にまでゲインを追ってきた。谷に眠っていたオーバーマン「ブリュンヒルデ」は、その人間同士の争いに割って入り、サラは取り込まれてしまった。
本編ハイライト
- アナ
- ゲイナー! ガッハさん達は、サラを見捨てるって!
- ゲイナー
- そう言う考え方もあるけど……。
- アナ
- ゲイナーは、サラを助けに行くんでしょ!?
- ゲイナー
- 当たり前でしょ! ……そのステージ、ハイスコアでクリアしたんで、そのデータのセーブ、お願いできますか?
- アナ
- え? ……は、はい!
次回予告
究極の変形技のオーバースキル、その攻撃の余波で、愛が育って行く。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「変化ドミネーター」。オーバーヒート!
前回あらすじ
ブリュンヒルデが、大昔のオーバーマンそのものだったからこそ、サラがあの中で知った事を説明しきれないで居るんだ。ミイヤの事や、オーバーデビルの事が分かる訳がない。何しろ、ブリュンヒルデが最後に使ったオーバースキルだって、僕らには何だか説明付かないんだ。
本編ハイライト
- サラ
- あら、出かけなかったの?
- ゲイナー
- え? 何処へ?
- サラ
- シンシアって人、近くにいるんでしょ?
- ゲイナー
- (聞いてたのか……)
- サラ
- いいのよ? ゲイナー君の年頃なら、ゲームをやるったって、本当はシンシアという人と遊びたいって考えるの、悪い事じゃない。
- ゲイナー
- ち、違うんだよ、サラ!
- サラ
- 出かけないなら、ユニットを引っ張るのをキングゲイナーで手伝って貰うわ。
- ゲイナー
- ……そうだね。手伝ってくる……。
- サラ
- …………。
次回予告
シンシアとのデートに胸をときめかせたのに、地下での戦闘が待っていた。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「ダイヤとマグマの間」。オーバーヒート!
前回あらすじ
湖の上で戦ったオーバーマンは、変形するオーバースキルを使った。だからではなく、あの戦い方の大胆さと繊細さに、僕は知っているかも知れない人と感じた。あの引き際の鮮やかさにも。ママドゥ先生とリュボフさんの事は、大人同士の事なのだから、僕には関係の無い事だ。
本編ハイライト
- カシマル
- 貴様達の働きが悪いから、私までが駆り出されるんですよ!
- エンゲ
- そのアントリオンは、オーバーマンと言ってもトンネル掘り用のシルエットマシンみたいなもんです! そんなもので何が出来ます!?
- カシマル
- 戦闘用でないから出来る事もあります。このあたしのようにね!
次回予告
あの先生がシベ鉄の秘密基地に、武器の調達に出れば、知らん顔出来ないでしょう!
次回、オーバーマンキングゲイナー、「奮戦、アデット隊」。オーバーヒート!
前回あらすじ
シンシア・レーンとのデートが出来るなんて、それは感動ものだ。……と思ったのは初めだけ。ゲーム仲間のやる事は質が悪かった。それが因果で、僕はとんでもない戦いに巻き込まれて、シベリアの大地の中に、マグマ溜まりを見てしまったんだ。この地球は、何て所だ。
本編ハイライト
- アデット
- オーバーマンを手に入れるんだ! そうすれば、ゲイナーだけに戦わせるなんて、情けない事、しないで済むんだ!
- ゲイナー
- ぶきっちょなんですよ、あなたって人は!
次回予告
難民同士のいさかいと変なオーバースキルで、僕は愛の告白をさせられてしまった。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「ウソのない世界」。オーバーヒート!
前回あらすじ
アデット先生は、難民達と自警団を作るつもりで、シルエットマシンの調達に向かった。シベリア鉄道の秘密基地へだ。半分は幻に騙されて迷い込んだって方なんだけど、流石元シベ鉄、幻を相手に戦う気分を、僕は、アデット先生から貰うことができた。それは素晴らしい! ……事かな?
本編ハイライト
- ゲイナー
- ゲイン! 探しましたよ。
- ゲイン
- おう。
- アナ
- あっ。
- アナ
- …………あーっ。
- ゲイナー
- 分かりました。それで行きましょう。
- ゲイン
- 心の声が聞こえるってのは、なかなか便利じゃないか。ねえ、姫様?
- アナ
- そうですよ! 寂しくなくって楽しいですもの。でも無茶は駄目です。相手の心を読んで戦えば、ドンパチドンってやらないで勝てるんですから。
- ゲイン&ゲイナー
- 御意! アナ・メダイユ姫様!
次回予告
夢にうなされて憎しみがあっても、現実は、とても優しいかも知れない。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「刃の脆さ」。オーバーヒート!
前回あらすじ
ガンガランの難民が、ヤーパンの天井に流れ込んで、ピープルの対立が激しくなった。シベ鉄はそれを煽るオーバースキルを繰り出してきた。それは、人の心が分ってしまうというヤツだった。本心が分かると人間関係が悪くなるというのは悲しいけど、僕はそれを逆手に使って、敵を撃退した。お陰で、大恥をかく事になったけど……。
本編ハイライト
- ガウリ
- 不安が的中かい!
- ガウリ
- 何というオーバーマンだ! あの形を見るだけでも、不安になってくる……。
- カシマル
- ふっふっふっふっふっ、あなたのような迷える子羊がきっと現れてくれると思ってましたよ。我がデスネッタのオーバースキルで、あなたを導いて差し上げましょう!
- ガウリ
- ……くっ、そうだよな。エクソダスなんか成功する訳はない。ヤーパンに行けば灼熱と台風があって……米なんか取れる訳ないんだ!
次回予告
あのゲインに親友が居た。かつての秘密を持って。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「リオンネッターの悪夢」。オーバーヒート!
前回あらすじ
不安は、人間を絶望させるし自棄にもさせるから、やる事まで間違えてしまう。オーバースキルとしては、最悪の攻撃かも知れない。ガウリ隊長は、その生贄にされかかって、僕らは味方同士戦う事にもなった。しかし、生きて行く事によって、そういうものを乗り越える力も手に入れられるんだ。優しさ、というもので。
本編ハイライト
- ゲイン
- お前に殺されるなら、本望だと思ってるよ。
- エリアル
- 俺には俺の企みがある。お前には、あの日のエクソダスの続きを手伝って貰う。俺に付いて来い。
- ゲイン
- あのエクソダスは、終わっちまったんだ。見事に失敗しちまったじゃないか。
- エリアル
- お前と別れてから、俺は色んな組織に身を売るしかなかった。エクソダスを阻止する側としてな。
- ゲイン
- エクソダス逆請負人てヤツか。
- エリアル
- 終わっちゃいない! お前と俺が居る限り、あのエクソダスは終わっちゃいないんだ!
- ゲイン
- 話は分かるつもりだが……ん?
- カシマル
- 死ぬ前に夢でも見せてあげましょうかね!
次回予告
実際のシンシアとの対決は、ゲームほど生易しくはなかった。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「カテズで勝てず」。オーバーヒート!
前回あらすじ
かつてゲインとエクソダスをした人物が、新しいシルエットマシンの部品を持ってきてくれた。そのお陰で、偽物のキングゲイナーと戦う事になった僕は、ゲインの新しいマシンで命拾いをした。失敗したエクソダスの経験から人生を間違えたエリアルという人から、僕は、一つの事柄にもプラスとマイナスの見方がある事を知った。
本編ハイライト
- サラ
- シベ鉄って、何処でも嫌われてるのね。
- ゲイナー
- 絶対に突き出されると思ったものな、シベ鉄に。
- シンシア
- 何か、これで終わりだなんて、物足りないなあ。
- ゲイナー
- 冗談じゃないよ、これはゲームじゃないんだ。
- シンシア
- ふふふふっ、ゲームだと思った方が、楽しいじゃない?
- サラ
- 肝が据わってるのね、シンシアさんは。
- シンシア
- シンシアでいいのよ。食べる?
- サラ
- あ、ありがと。サラって呼んで。
- シンシア
- そう?
- サラ
- 気にならない? 私たちが、どうして追われてるんだろう、とか。
- シンシア
- 別に。それより、嬉しかったな! ゲイナーに会えたし、サラとも知り合えたし。
- ゲイナー
- そうだね!
- シンシア
- ねえ、北側に着いたら、写真取らない? 今日の、記念に。
- サラ
- いいよ!
次回予告
僕の心の叫びは、吹雪と一緒にとてつもないものを呼んだ。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「オーバーマンの闇」。オーバーヒート!
前回あらすじ
ドームポリス「カテズ」の近くで、遂にドミネーターと対決をした。ゲーム仲間だったシンシアが相手で、しかもキングゲイナーのオーバースキルも、パワーアップの気配を見せた。が、現実とゲームの違いが分かっていないシンシアの感触を知って、僕は愕然とした。それは、お腹に受けた傷より、痛い事だった。
本編ハイライト
- キッズ
- お前が先祖から受け継いだ力は、愛しいものよ。強くなれるのだよお前は。シンシア、最高のオーバーマン乗りになって、私を喜ばせておくれ……。
次回予告
氷の城なんて非常識だけど、シンシアを助けるために突入する!
次回、オーバーマンキングゲイナー、「アガトの結晶」。オーバーヒート!
前回あらすじ
不思議な事が起こり続けていると思えた。オーバーマンを操るシンシアとの出会いと、彼女の苦しみ。それはただ一人の少女の身の上話ではないのではないか。そう感じるのは、サラも同じだろう。そんな僕らの前に、更に巨大なオーバースキルを孕むものが、雲の上から現れてきた。
本編ハイライト
- アスハム
- 何っ!? ……何だ? このマップのナビシステムが? 私の見ている幻か? ……オーバーデビルの光? ……そうなのか。私を、呼んでいるのだな……。
次回予告
悪魔は、お伽噺の中でなく、僕の目の前に居た。
次回、オーバーマンキングゲイナー、「復活のオーバーデビル」。オーバーヒート!
前回あらすじ
(なし)
本編ハイライト
- サラ
- ねえ、ゲイナーはどう思ってるの?
- ゲイナー
- シンシアを助けるだけさ。
- サラ
- ……そうよね。
- ゲイナー
- それに――
- サラ
- ん? それに?
- ゲイナー
- ――自分達の必要な物は、自分達の力で手に入れなきゃならないんだろ? だから、ヤーパンの土地に行くためにも、僕はオーバーデビルと戦って勝つんだ!
- サラ
- ……うん! エクソダスを成功させれば、みんな幸せになれるよ!
次回予告
ヤツが全てを凍らせるからって、限界を超えて見せれば!
次回、オーバーマンキングゲイナー、「オーバーマックス」。オーバーヒート!
前回あらすじ
キッズ・ムント総裁と、マルチナ・レーンという老婆を捕まえられた事は、とんでもない事だと思う。彼らは、あの巨大な氷の結晶のような物や、オーバーデビルの事を知っているようだけど、全てを説明してくれる訳はなかった。オーバースキルの事を考えると、彼らにも説明しきれないものが有るんじゃないかと、僕は思った。
本編ハイライト
- ゲイン
- ゲイナーはやっていますか?
- アナ
- 技の研究のためにキングゲイナーのコックピットに移りました。
- ゲイン
- ほう?
- アナ
- お部屋の電気が使えなくなりましたから、あそこでしかゲームは出来ないのです。
- ゲイン
- そりゃそうか。
- アナ
- さ、お前達、戻りますよ。
- ゲイン
- ……姫様。
- アナ
- はい。
- ゲイン
- 俺が――ゲイナーから絶交させられたら、慰めてくれますか?
- アナ
- えっ? ……私で宜しければ、何時でもお相手させて頂きますよ。
- ゲイン
- 有り難い事です。
- アナ
- では。
- ゲイン
- ――ゲイナー、技は見つかるかな……?
次回予告
凍ってしまえば、傷付かないで済むのだろうか?
次回、オーバーマンキングゲイナー、「氷の中で」。オーバーヒート!
前回あらすじ
キッズ・ムントにまつわるオーバーマンと対決するためには、まともにやっても駄目だと感じた。自分を限界まで追い込んで、その中から勝つ手段を見つけるしかないと思った。それで、ゲームの中で自分を追い込んで行ったら、あいつはそこまで入り込んできた。そして、キングゲイナーは、それを突破するスキルを見せてくれた。
本編ハイライト
- ペルハァ
- ブリザードに閉じこめられて、あやつの言いなりに連れて行かれるなど御免蒙る!
- ゲイン
- いや、奴がヤーパンの天井とチェルノボーグに気を取られている隙に、キングゲイナーを取り戻します!
- シトラン
- 私共を悪魔の結界から逃げられるようにするのが、請負人の仕事でおじゃろう? ……ん?
- アナ
- お黙りなさい! ピープルを守るために、キングゲイナーを取り戻すのが先の筈です! エクソダスには犠牲が付き物だと言いながら、あなた方御自身は何もなさろうとしないのですね。ミイヤの唱えたエクソダスと言うのは、自らが動き出そうという主張の筈です。逃げ出すためのものではなかった筈なのです。それなのに……。私もチェルノボーグに移動します。ゲイン殿!
- ゲイン
- は、はい! 姫様!
- アナ
- 世界を変えてきたのは、いつも若い力であったという事は、忘れないで下さい。
- リュボフ
- 姫様! アナ姫様!
- ゲイナー
- ――姫様の仰る通り!
- シトラン
- おあ?
- ペルハァ
- ゲイナー君?
- ゲイナー
- 年老いただけで、自分達を五賢人だと言える神経には、呆れ果てておりますよ。
- アナ
- ゲイナー?
- ゲイナー
- 全くあなた達にはね……。
次回予告
みんなで海を見たいんだろ!? 出来るって!
次回、オーバーマンキングゲイナー、「ゲイン オーバー」。オーバーヒート!
前回あらすじ
(なし)
本編ハイライト
- ゲイン
- ゲイナー、聞こえるか!? 俺の声が!
- シンシア
- 誰!? うるさいなあ!
- ゲイナー
- 黙れよ! 僕はもう一人でやれるんだ! ……シンシア!?
- ゲイン
- 聞けよ!
- ゲイナー
- シンシア? ……くっ!
- ゲイン
- (――俺に借りを返すんじゃなかったのか?)
- ゲイン
- ブリュンヒルデよ! アーリーミイヤよ!
- ミイヤ
- こうやって率先して前に出れば、五賢人の威厳を保つ事は出来ますよ? あたしだって覚悟したんだから。
- ルブル
- 言い出しっぺはあなた達なんだから、仕方ないでしょ?
- ミイヤ
- あたしが死んだりしたら、東の海に向けてちゃんとしたお墓を作ってもらいますからね?
- ペルハァ
- そ、そりゃあもうちゃんと。
- シトラン
- いやいや、冬至の祭り以上に目に目映い。
- マンマン
- んん〜。
- エリザベス
- 御世辞でしょ?
- シトラン
- 終生、世辞は口にした事が無い。
- ミイヤ
- ……ん?
- マンマン
- い、いや〜、良い香りで……。
- ミイヤ
- ん?
- ガッハ
- 若い女性の香りは芳しいと言いたいんじゃろ?
- マンマン
- うは……。
- ガッハ
- チャクラ・タントラ・バーナムで。
- ミイヤ
- ふふ。……いざ!
奥付