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震度4の震源地判明 いずれも断層帯地域 有感地震63回

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 六日夜から十日にかけて県中部を中心に断続的に発生した地震で、震度4を観測した三回の地震について、詳しい震源地は別府市の亀川や上人西町付近であったことが十二日、分かった。気象庁が地震を観測した北緯、東経から明らかになり、いずれも多くの活断層が密集している「別府―万年山断層帯」に含まれる地域だった。
 気象庁によると、最初に震度4を観測した六日午後十一時四十二分の地震の震源地は、北緯三三度二〇分〇〇秒、東経一三一度二九分四二秒。別府市亀川浜田町付近とみられる。
 七日午後五時二十二分に発生した地震の震源地は北緯三三度一八分五四秒、東経一三一度二九分三〇秒で、同市上人西町付近だった。
 同日午後八時五十分に発生した地震の震源地は北緯三三度二〇分〇〇秒、東経一三一度三〇分四二秒と分かり、同市亀川漁港沖の別府湾内に当たる。
 県内には、気象庁や防災科学技術研究所(茨城県)、大学が設置している地震計が十九カ所にある。
 センサーが揺れの大きさを電気信号に変え、コンピューターに送る。そのデータの解析により、震源地の緯度、経度が分かった。
 一方、地震の回数(有感地震)について大分地方気象台は十二日までに、既報の速報値から暫定値に更新した。
 地震が頻発していた間は、速報値で五十三回としていたが、震度1以上の地震は六十三回あったと、暫定値であらためて発表した。
 暫定値は、速報値では対応しきれない、ほぼ同時に発生した地震を精査して回数に加えた値。六―九日に起きた震度2が三回、震度1が七回、それぞれ加わった。
 今回の地震については、専門家や学者らで構成する「地震調査委員会」が十三日に東京で開かれる予定で、地震が起きた原因や頻発した理由など、地震活動の詳しい分析をすることになっている。

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[2007年06月13日09:48]

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