地震続く　別府で校舎の天井落ちる

青山中学校のはがれ落ちた天井

　地震が続いている。八日午前一時四十六分ごろ、別府市で震度２、由布市で震度１の地震があった。同五時二十二分と三十一分、同九時三十七分、同十一時二十一分と四十七分、五十六分ごろにも、別府市で震度１を観測した。
　気象庁によると、震源地は県中部、震源の深さは約一〇キロ。マグニチュード（Ｍ）は３・４―２・２と推定される。
　大分地方気象台によると、六日午後九時十七分から八日正午までに、別府市付近で発生した有感地震の累計は三十五回となった。引き続き注意を呼び掛けている。
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　地震の影響で、別府市の青山中学校で七日夜、本館にある時計塔の窓ガラス一枚が割れ、北校舎の天井の一部（約四平方メートル）がはがれ落ちた。二つの教室の壁に小さな亀裂が入った。朝日小学校では体育館の窓ガラス一枚が割れた。ともに授業に影響はない。
　同市内の公民館や小学校に自主避難していた約六百人は八日朝、ほとんどが自宅に戻った。午前十一時現在の避難者は十二人。

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