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大分・別府市長選現新の争い

 統一地方選後半戦の大分、別府の2市長選と別府、中津、日田、津久見、杵築、宇佐の6市議選が15日、告示された。市長選はいずれも、2期目を目指す現職と新人各1人の争いとなった。各市議選は市町村合併に伴う在任・定数特例の任期終了などに伴って軒並み定数を減らし、総定数155に対して204人(うち女性18人)が立候補する激戦模様となった。17日に告示される玖珠町議選、姫島村議選とともに22日に投開票される。

◆大分市長選

 元民主党国会議員の現職・釘宮磐(59)、無職の新人・柳井文男(59)の2氏が、ともに無所属で立候補した。

 釘宮候補は、大分市の大手公園で出陣式を開いた。一党一派に偏らない立場だが、地元選出の民主党衆院議員、同党や自民党の市議らが出席した。

 釘宮候補は、特定の政党や団体に推薦を求めない選挙手法に理解を求め、「(その手法による)選挙改革が実現すれば、大分の民主主義は前進する」と強調。「大分のまちを元気にする事業や、教育分野に多くの財源をつぎ込んでいきたい」などと政策を訴え、支持を求めた。ガンバロー三唱で気勢を上げた後、選挙カーに乗り込んだ。

 柳井候補は自ら立候補手続きをし、「私には運動員はいない。1人で戦う」などと話した。

 有権者数は14日現在、37万1286人。

◆別府市長選

 元社民党県議の無所属現職・浜田博(68)、政治団体代表の新人・菊川勝(30)の2候補が届け出た。

 浜田候補は別府市青山町の選挙事務所前で出陣式を行い、商工会議所、観光協会の代表、自民、民主両党の県議らが出席。本多良正・後援会長は「国際観光温泉文化都市の街づくりの基盤が出来つつあり、浜田市政の流れを変えてはならない」と訴えた。

 1期目途中の昨年5月、出直し選で再選を果たした浜田候補は「別府を変えようとの思いで種をまいてきた。花開くその姿をしっかり見届けたい。課題も山積しており、みなさんと一緒に一歩ずつ前に進みたい」と支持を求めた。

 菊川候補は届け出締め切り直前の午後4時30分過ぎ、自ら手続きに訪れた。

 有権者数は14日現在、10万2362人。

2007年4月16日  読売新聞)
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